現場日記

雨漏りの応急処置って?様々な方法を紹介します

突如雨漏りが発生しているときに、どのように対処すれば良いかわからないという人は多いと思います。
雨漏りを最小限に食い止めることによって、被害が広がってしまうことを防ぐことができます。
迅速で適切な応急処置について今回はご紹介していきましょう。

□室内を濡らさない

まず一番肝心なのは、室内を濡らさない対策を行うことです。
雨水がしみ出してきているような時には、水滴が落ちている箇所にバケツやゴミ箱大きめの発泡スチロール容器や、鍋などを置いて床を雨水から守るように心がけましょう。
容器の下にレジャーシートや新聞紙、大きな広告、チラシなどを敷くと水が跳ねて当たりが濡れてしまうことを防ぐことができます。
天井だけを見ているだけでは発生場所を特定することができないので、安全に屋根裏を覗けるならば確認して、発生場所をしっかりと把握することが重要になってくるでしょう。


□雨漏りの発生箇所を防ぐ

DIYが得意な人でしたらブルーシート砂利を詰めた土の袋や、防水テープなどを準備することによって応急処置をより適切に行うことができます。
しかし、屋根をさらに破損させてしまったりするような可能性もありますので、できれば専門業者に頼んだ方が確実と言えるでしょう。
必要なものはブルーシートで、屋根の雨漏りの発生箇所と思われる箇所を特定できたら、そこをブルーシートでかぶせます。
土の袋を使用すれば、風で飛ばされないようにしっかりと固定でき、漏れを防ぐことができます。
しかし、発生箇所がよくわからない場合も多く、応急処置をするときはできるだけ範囲を広げた方が確実と言えるでしょう。


□防水テープを使う

また防水テープを利用するのもひとつの方法です。
雨漏り箇所がはっきり特定できているならば、防水テープを使って侵入口を塞げば大丈夫です。
粘着力を損なわないためにもテープを貼り付ける前には周辺箇所の汚れなどをしっかりとっておくことに注意しましょう。
埃や油分が付着していると、すぐに剥がれてしまうかもしれないので、洗剤やアルコールなどを使って除去するのがおすすめです。


□コーキング剤を使う

また、コーキング剤を注入する前にも防水テープと同じように雨漏り部分とその周辺を雑巾などでしっかり水分を拭き取っておきます。
水分をしっかりとったら、コーキング剤がはみ出てもいいように発生箇所周辺にマスキングテープを貼り付けて行いましょう。
コーキング剤の粘着力を高めるためにプライマーを使うと効果がより高まります。
十分に乾いてからコーキング剤を塗ります。
塗り終わったらコーキング剤が乾く前にマスキングテープをはがすようにしましょう。


□終わりに

雨漏りが見つかった際の対処方法についてご紹介しました。
応急処置を施した後は、業者に頼んでしっかりと雨漏りの原因を無くしてもらうようにしましょう。

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