現場日記
60代以上に聞いた「マイホームの寿命を縮めた」後悔1位は?
今朝は久々の晴れ模様。運動会シーズンですね。
ネットニュースを見ていると面白い記事があったので引用します~
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60代以上に聞いた「マイホームの寿命を縮めた」後悔1位は?
日本の住宅の寿命は欧米各国と比べて1/3以下と、かなり短いと言われています。とはいえ定期的なケアやメンテナンスで、その寿命は大幅に延びるとの話も聞きます。
そこで今回は『WooRis』が全国に住む60代で持ち家の方437人に、「わが家の寿命を縮めてしまったと思うNG習慣」について聞きました。
念願のマイホームを手に入れた人は、すぐに建て替えといった羽目にならないように、ぜひとも参考にしてみてくださいね。
■第5位:シロアリ対策を行わなかった(57票)
最初はシロアリ対策。『WooRis』の過去記事「ギャー!シロアリがうじゃうじゃ増えちゃう家の特徴7つ」でも紹介した通り、シロアリ対策の薬剤は5年に1度のペースでまいてもらう必要があるといわれています。
「5年に1度も?」と驚くはずですが、日本しろあり対策協会によれば、それ以上効果の持続する強い薬剤は、かえって人体に害があると言います。
日本にいる2種類のシロアリのうち、特に本州の南岸や四国、九州、沖縄などで見られるイエシロアリに襲われた場合、100万匹近くの大群に家全体の木材を食い荒らされるといいます。
5年に1度のちょっとした費用を渋ったがゆえに、家を建て直すなど莫大なコストが必要になってくるかもしれません。くれぐれも注意したいですね。
■同率第3位:外壁の再塗装やリフォームをこまめにやらなかった(75票)
第3位は同率で2つの回答が並びました。そのうちの1つが外壁のメンテナンス。基本的に外壁は10年に1度のペースで再塗装やリフォームが必要になると言われています。
外壁の傷みを放置すると、家の美観が大きく損なわれるだけでは済みません。ひび割れや外壁のそり返りが起こり、その部分から湿気が侵入して、内部が腐り始めます。その腐食が構造部にまで及ぶ恐れもあるのです。
また、上述の過去記事にも書かれていますが、外壁のひび割れを放置すると、割れ目からシロアリの侵入を許してしまう恐れも出てきます。
外気や紫外線、風雨にさらされて常にダメージを受けている外壁。家の寿命に大きく影響を与えますので、10年に1回の再塗装やリフォームに備えて、毎月ちょっとずつでも予算を貯蓄していきたいですね。
■同率第3位:屋根裏や床下の定期セルフチェックをしなかった(75票)
もう1つの第3位は、定期的な屋根裏・床下のチェック。屋根裏や床下はなかなか入りたくない印象があるかもしれませんが、重大なダメージの予兆を発見できる場所です。
ちょっと頑張って潜り込めば、屋根裏の雨漏り、床下の基礎のひび割れ、シロアリの通り道(蟻道)などを早期に発見できる可能性が出てくるのですね。
自分では入れないという女性は多いと思います。その場合はご主人に定期的に潜り込んでもらいたいですね。
■第2位:雨どいの詰まりを放置していた(78票)
第2位は雨どいの詰まりの放置。意外かもしれませんが、雨どいの詰まりを放置すると家の寿命が大幅に短くなると言います。
その理由として例えば、壁や屋根、基礎に長時間水がたまり、主要な構造部が腐ったり傷んだりするから。雨どいが壊れて壁面に大量の雨水が流れ出していれば、壁の内部まで湿って腐ってしまう場合もあります。
雨どいは台風や大雪で破損しやすい部位。街路樹や庭木が家屋のそばで生い茂っているお宅では、枝葉が雨どいを詰まらせてしまう心配もあります。
秋冬にかけて落ち葉が多くなる季節に入ります。雨どいの詰まりがないか、定期的にチェックしたいですね。
■第1位:こまめに屋内外の掃除をしなかった(79票)
第1位は、こまめな屋内外の掃除。「家の寿命に掃除は関係あるの?」と思うかもしれませんが、意外にも大きな影響を与えていると言います。
例えば庭の掃除。木材や段ボール箱、ストーブ用のまきなどを放置していると、シロアリを家の周辺に引き寄せる格好のえさになってしまいます。
家屋の周りに植えた庭木の手入れを怠ったり、使わない荷物などを山積みにしたりしていると、基礎の通気性が落ちてしまう心配もあります。
こまめな水回りの掃除や換気を怠れば、カビが発生してしまいます。冬場に窓ふきを怠って結露を放置してしまえば、窓の周辺の木々を傷める心配も出てきます。
フローリングのワックスがけなども面倒臭いと怠っていると、床板がどんどん傷んでいきます。
こまめな掃除は家のダメージを早期発見できるきっかけにもなります。室内外を清潔に保つ習慣があれば、家を大切にしようという意識も育ちますよね。
そうした日々の細かな努力の積み重ねが、結果として家の寿命に大きくかかわってくるのです。実際に多くの家主が後悔しているポイントですから、くれぐれも注意したいですね。
ちなみに、6位は「バルコニーや屋上の防水、排水を注意しなかった」(54票)、7位は「屋根の点検、メンテナンスをしなかった」(46票)などが挙げられていました。
私たち業者がお手伝いできるのは 第2位 まで。
第一位の『こまめに屋内外の掃除』はお家の方がするしかないですよね。
どれだけ気にするかがお家を長持ちさせるポイントです。
お家の傷みが気になったときは気軽に声をかけてください。
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