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外壁のコケやカビの違いについてご説明いたします!

「この汚れの原因って一体何だろうか」
外壁は、コケが発生することもあります。
しかし、もしかするとカビであるということも考えられます。
しかし、見分けが付かない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、外壁のコケとカビの違い、そしてこれらの発生原因の違いについてご説明いたします。


□発生原因

*コケ

コケは植物であり、成長するためには水分を必要とします。
そのため高温多湿の環境下で、コケの繁殖能力は高まります。
さらに日当たりが良好な、湿度が少ない場所であったとしても発生するコケがあります。
日当たりの良い場所で、汚れが発生してしまっているならば、それはコケである可能性の方が高いと言えます。
また日光に当たることによって光合成を行うため、栄養の少ない場所でも水分と日光さえあればコケは発生してしまいます。


*カビ

カビは菌の一種でコケ同様、高温多湿の環境下で繁殖します。
コケと違うのは日当たりの良い湿度の低い場所では、カビは繁殖できないと言うことです。
どちらに対しても言えることは、コケもカビも繁殖力が非常に強く、容易に増加します。
タイルの隙間やコンクリートからでも簡単に根を張るように、住宅の外壁にもどんどん繁殖していきます。
これらが簡単に繁殖してしまう共通の原因としては、水分が挙げられます。


日当たりが悪く水はけの思わしくない場所や、地面のすぐ近くはコケやカビにとって、絶好の繁殖場所とも言えます。
これらの発生を防ぐためには、このような場所のこまめなメンテナンスや掃除、そして湿気をこもりにくくするような工夫が必要だと言えます。
さらにザラザラした質感の外壁の場合、水分が外壁に付着しやすいためコケやカビが発生しやすくなります。


□特徴

*コケ

コケの特徴として、コケが生えてしまった場所は外壁そのものが劣化します。
また保水力が抜群に高いため、外壁が水分を蓄えやすい状態になり建物の強度そのものを弱めてしまう可能性があります。


*カビ

カビはアレルギーを引き起こす原因物質の1つであるため、放っておくとアレルギーを発症する可能性があります。
この2つの特徴を比べると、コケの方が建物に悪影響を及ぼし、カビの方が人体に悪影響を及ぼすといったところでしょうか。
どちらにせよ、生活する上で支障をきたしてしまうものになると言うことは間違いないでしょう。


□さいごに

コケとカビの違いについては、ご理解していただけましたか?
気をつけていても、コケもカビも発生してしまいます。
もし発生してしまった場合には適切な処置を行いましょう。

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